ありがとうの一言、言えず…
ふじひろです。
「お前、コレ抜けてるぞ!」
「はぁ? そんなわけ無いやろ。」
父が幾度も間違えるようになったので、取り上げた仕事。
机の上に置いておいた発注書を見て、私に言った。
「そんなわけ無いやろ。それは俺がやるから大丈夫。発注書、置いておいてよ。」
この時は、
〝それは俺がやるから触るなや。もう、鬱陶しい…〟
そんなふうに思ってしまった…
仕事が終わって帰ろうとしたとき、
何となく
昼間の父の一言がココロに引っかかり、
パソコンを立ち上げて、
発注書の数字と、パソコンに打ち込んだ数字を見比べる。
数字、うち間違えていないよな。
うん。大丈夫。
ん?
ん??
ん???
一店舗、抜けてる?
一店舗、打ち忘れてる…
マジかよ…
くっ…
父さん、ありがとう
その一言は、
言えずに帰ってきた…
『父さん、邪険に扱ってごめん…』
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